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運命の出会いを果たした2人が恋に落ちる…
幻想的な“She’s The One”パフォーマンスシーンが解禁となりました!

先日、イギリス王室の関連資産であるリージェント・ストリートを特別に貸し切り撮影が敢行された「Rock DJ」の歌唱シーンが公開されるや否や、華やかで圧巻のパフォーマンスが評判を呼び、話題沸騰中の映画『BETTER MAN/ベター・マン』。

このたび解禁されたのは、主人公のロビー・ウィリアムスと、1990年代にUKポップアイコンとして一世を風靡したガールズグループ:オール・セインツのメンバー、ニコール・アップルトンが、恋に落ちていく様子を描く「She’s The One」のミュージカルシーン。南フランスを舞台にした大晦日の船上パーティーにて運命的な出会いを果たすロビーとニコールが魅せる、美しく優雅な歌唱とダンスには思わずうっとり。製作チームはこの幻想的でエモーショナルな本シーンを撮影するために、約2ヶ月もの間、24時間体制でセットを組み立て、スタジオに“スーパーヨット”を建造し、本作最大規模のセットを用いて撮影したそうです。広い船上を大胆に駆け巡り、パ・ド・ドゥと呼ばれるバレエダンスを複雑な動作やリフトを交えながら優美に踊り惹かれ合う2人の姿は、観客もロビーとともに恋に落ちたかのように心つき動かされます。

本映像内の 「She’s The One」をはじめ、劇中に登場するロビーの楽曲のほとんどは本作のために再レコーディングされていますが、それらはどれも、チャート上位にランクインしてきた大ヒット曲で多くのファンに知られているため、新バージョンはストーリーに貢献しつつも、オリジナルから大きく逸脱することがないようなバランスが求められました。マイケル・グレイシー監督は「歌詞は一切変えていませんが、ロブが経験したことが観客の心により深く伝わるよう、曲の歌詞に重点を置いています。ストーリーをそれぞれの曲の歌詞を通じて物語を探求したり、それを補完したり、ベースにしたり、あるいはその瞬間を引き立てるようなプレイをする必要がありました」とミュージカルシーンを演出する上でのこだわりを振り返ります。

実際に、1999年にロビー・ウィリアムス自身がリリースした「She’s The One」と比較すると、劇中で使用される本楽曲はニコールの声も合わさることで、よりダイナミックな印象を感じられる一方、原曲から感じられる何処とないもの哀しさを内包する印象を持ちます。ロマンチックな出会いに胸を高鳴らせるふたりを待ち受ける、順風満帆とはいえない未来をも想起させる、監督の演出手腕が光る仕上がりです。

監督の前作『グレイテスト・ショーマン』からの再タッグとなった音楽スーパーパイザーのジョーダン・キャロルも「彼は驚異的なビジュアルと心の琴線に触れるシーンを作り出す天才なのです。音楽とビジュアルの相乗効果を求めている。一音一音を大事にしながら、音楽からも物語を描いていく彼の仕事はとてもやりがいがありました」と監督の仕事ぶりを評価するように、「She’s The One」を通してロビー、そしてニコールの劇的な物語が描かれていきます。
いよいよ3月28日(金)に公開を控える映画『BETTER MAN/ベター・マン』。監督によって新たな命を吹き込まれた美麗な楽曲の数々にも是非注目していただきたいです。